プログラミングはわからないこととの戦いである
プログラミングをこれから始めたいと考えている人も多いと思います。
プログラミングというととても華やかなイメージがあると思います。
ですが、実際は泥臭い作業の連続です。
特にプログラミングを始めたての人はすぐにエラーやわからないことにぶつかることでしょう。
正直、プログラミングを何年やっていてもこのわからないことからは抜け出せないと思います。
自分がプログラミングを始めたの大学生の頃です。
大学は情報科に進んだので、必然的にプログラミングをやることになりました。
プログラミングといっても本格的にシステムやアプリを作ったりするわけではなく、forやifといったものの使い方を学ぶといったことでした。
最初の方は簡単に感じていてスムーズに勉強できていたのですが、授業が進むにつれてわからないことが増えてきました。
分からないことが多くなって、自分はプログラミングに向いていないんだなと感じることが多くありました。
ですが、プログラミングをしていたこともあって、新卒でシステムエンジニアとして企業に採用されました。
実際にシステムを作るとなると学生時代に学んでいたことよりもはるかに難しく、毎日何回も先輩に教えてもらっていました。
1年ほどたってある程度自由にシステムを作れるようになりました。
ただ、言語が変わってしまうと、またわからないことが多く出てくるようになりました。
すぐにエラーを出したり、分からなくて先に進めないことが多かったです。
5年くらいたってもこの状況はあまり変わらずといった感じでした。
エラーが出ては解決し、またエラーが出ては解決し。
本当にこれがプログラミングだと思っています。
これを聞くと、プログラミングがどんなに泥臭いものであるかはお分かりいただけると思います。
プログラミングができるようになれば、自由な働き方ができたり、給料も上がったりすることもあると思います。
ただ、実際にやっていることはかなり泥臭く、華麗にプログラミングをするといった感じではないことを知っていただけたらと思います。
中にはプログラミングが凄くできて、エラーにもなかなかつまづかないという人もいるかもしれません。
ですが、こういう人は本当にまれです。
大半の人は泥沼にはまっては抜け出しを繰り返しています。
こういったことが原因でプログラミングをやめてしまう人が多いのが現実のところです。
なので、プログラミングを始めれば楽な道が待っているという考えは間違っています。
苦労はそれなりにすることになります。
どうしても自由な働き方がしたかったり、たくさん稼ぎたいという人にはぜひトライしてみてほしいです。
ただ、大変なこともたくさんあるので、ある程度の覚悟はしてプログラミング学習に臨んでほしいと思います。
皆さんが思い描いているものを手にするのは苦労が必要です。
プログラミングをやってみたいと考えている人は、辛いこともあるでしょうが、頑張っていってほしいと思います。