学生のうちに取っておくと良い資格とは?!
そもそも資格を取る意味とは何なのでしょうか。
就職活動を優位に進めたいなどが理由に挙がるのではないでしょうか。
資格は、新卒や中途での採用のときなどに効果があると思っています。
ですが、ただやみくもに資格を取れば良いというわけではありません。
例えば、大学生で英検5級を取ったとします。
これで果たして就活を優位に進めることができるでしょうか。
大学生で英検5級だと、逆に英語のレベルが低いというのを自ら示しているようなものです。
こういった場合は履歴書に書かない人が大半だと思います。
履歴書に書くべき資格、すなわち取得すべき資格とは、現状の立場で考えてみて、採用担当者に関心される資格であるかが大切だと思います。
例えば、大学生で英検1級を持っている。
これは凄いといえるので、履歴書に書いても大丈夫でしょう。
なので、これは取るべき資格に該当します。
ただ、ここで紹介したいのは、ある程度の努力で取れる資格です。
英検1級は大半の大学生からしたら取得が難しい部類に入ります。
なので、ここでは大学生で持っていたらある程度、就活で評価されて、比較的に取りやすい資格をご紹介したいと思います。
TOEIC
英語力が必須の企業もあるので、挙げさせてもらいました。
最低TOEICが何点以上ないと採用しない決めているところもあるくらいなので、学生のうちに取っておくと良いでしょう。
取っておくといっても、TOEICに合格・不合格というのはなく、点数で英語力を示すことになります。
果たして何点くらいとっておけば良いのでしょうか。
TOEICの平均点は600点前後です。
外資系企業や商社の場合は特に高いレベルが求められます。
日系企業は750点以上、外資系企業は900点程度でアピールできるでしょう。
簿記
会社の経理や財務などの部署で働く場合、簿記の資格とスキルが必須です。
また、経理以外の職種・業種でも簿記の知識は生かすことができます。
例えば、営業職だと製品の売上だけではなくコスト面も考慮した上で営業活動をしていくことが求められます。
簿記の勉強を通して営業効率を考える力を習得できるため、数字を用いた論理的な提案などもできるようになります。
簿記検定の種類は複数ありますが、もっとも有名なのは日商簿記検定です。
日商簿記検定は初級から受験することができますが、実務で通用するレベルは3級以上といわれています。
簿記3級の難易度だと150時間ほどの勉強時間で合格を目指せます。
また、簿記2級だと350時間程度の勉強が必要と言われています。
あくまで目安ですが、簿記3級であれば1~2ヶ月ほど、簿記2級であれば3~5ヶ月ほどの勉強時間で合格を目指せると思います。
基本情報技術者試験
基本情報技術者と聞くと、IT企業に勤めたい人が取得するものだろうと思う人もいるかもしれません。
今は情報化社会です。
エンジニアにならずとも、持っていると効果を発揮します。
今はどこの企業でも業務改善が必要とされています。
効率良く業務をこなせるように、また無駄な費用をかけないようにと各企業は日々考えているのです。
簡単な自動化システムでも作ったりできるのであれば、かなり重宝されると思います。
また、どこの企業であってもパソコンはあります。
ネットワークの仕組みであったりを知っている人も必要になるのです。
基本情報技術者はIT企業に入社してから取得する人も多いので、学生のうちから持っているというだけで十分に評価されると思います。
まとめ
資格はやみくもに取れば良いというものではありません。
しっかりと自分の役に立つものかを考えて取得するようにしましょう。
簿記は3級を取得したら2級、1級とステップアップして自分のスキルを高めていけますし、基本情報も上位の資格があるのでチャレンジしてみてください。
皆さんの就活に資格が上手く働くように祈っています。