統計学を学ぶのに私が使用した本の紹介
今は中学校、高校でデータ分析の単元がありますが、私がその時期は全くそういった単元はありませんでした。
なので、統計学を初めて学んだのは大学に入ってからでした。
学んだといっても、大学の頃はそれほど統計学に関心がなく、とりあえず単位を取れればいいかなと思っていたので、ほとんど知識として記憶に残ってませんでした。
大学のときに使用していた参考書は、統計学入門です。
→統計学入門
リンクから試し読みもできるので見てみてください。
この本は、統計学を学ぶ大学ではどこでも使用するのではないかと思いますね。
初めてこの本の中身を見たときは、とても難しそうと思いました。
1ページにぎっしりと文字が書かれていて、色も使われていなかったので、すぐに本を閉じてしまったのを覚えています。
ただ、今になって中身を見てみると、ある程度知識がついたせいか、わかりやすいと感じます。
基本的な統計学の内容はほぼ網羅されていると思いますね。
グラフや表なども豊富に載っているので、統計学の入門書してはとても良いと思います。
大学を卒業してからは、しばらく統計学には触れていませんでした。
新卒で入った企業でプログラミングをしていましたが、他にもスキルをつけたいと思って勉強し始めたのが統計学でした。
とりあえず、資格を取ってみようと思い、大学教養程度のレベルの統計検定2級を受けてみよう思いました。
大学のときの知識はほとんど残っていなかったので、ほぼ独学のような感じでした。
まず、使った参考書は統計検定2級対応の統計学基礎です。
→統計検定2級対応の統計学基礎
この本の中身を最初に見たときは、またしても難しそうと感じました。
載っていた内容のほとんどがわかりませんでした。
なので、本の最初から1ページずつ着実に理解していくようにしました。
ところどころわからない箇所があったので、ネットで調べたりしながら進めました。
おそらく、統計検定3級でも受からないようなレベルから始めたので、かなり難しく感じましたが、一回で合格したかったので、結構必死に勉強しましたね。
本の内容は統計検定2級で出題される内容をほぼ網羅していると思います。
この本を大体理解できたら、あとは過去問を解いてみると良いと思います。
自分も実際に過去問を解いてみることにしました。
→統計検定2級 公式問題集
統計検定2級対応の統計学基礎をしっかりマスターしていれば、過去問をやってみても合格点付近は取れると思います。
統計検定を受ける方は、この過去問は絶対解いてほしいです。
過去問を解くことで、実際にどんな問題が出るのか傾向をつかむことができますよ。
統計検定2級を受けた結果ですが、一回で合格することができました。
ただ、結構ギリギリでの合格でしたね。
一番最近読んだ統計学の本は、1冊でマスター 大学の統計学です。
→1冊でマスター 大学の統計学
この本は、とてもわかりやすかった思いがあります。
統計検定2級を取得してから読んだので、あたり前かもしれませんが、問題などもセットでついているのでちゃんと理解しているか確認することができました。
ただ、公式の証明などが多く載っているので、統計検定2級対応の統計学基礎よりも難しいと思います。
ほぼすべての公式に対して証明がされています。式の成り立ちからしっかり理解したい人には向いていると思います。
ただ、証明は微分積分が多く出てくるので、そこら辺が苦手な人は読むのが嫌になってしまうかもしれませんね。
ここまでしっかり学べれば、大学の統計学は理解できたといえると思います。
さらに知識を深めたい人は、統計検定準1級以上の合格を目指してみると良いかなと思います。