プログラミングはエラーとの戦い?!
プログラミング初心者の人が一番最初に悩むのがエラーではないでしょうか。
これはプログラミング初心者に関わらず、ベテランエンジニアでもエラーは出すものなのですが、初心者のうちは「こんなにエラーって出るものなの?!」と思うことでしょう。
独学している人は、エラーが度々出ることに耐えかねて、挫折しやめていく人が多いです。
特に初心者のうちはエラーを出すと、マズいことが起きたと思い、焦ってしまうと思います。
ただ、エラーはそんなに恐ろしいものではないので、落ち着いて対処することが肝心です。
今回は、エラーとどのように向き合っていけば良いかを書いていこうと思います。
プログラミングのエラーとの向き合い方
プログラミングをある程度やっていると、エラーは当たり前のような感じになり、エラーを起こしても動じなくなってきます。
「あぁ、また起きてしまったか…。」というような感じです。
エラーは起きるものとして考え、たくさんエラーを起こしていきましょう。
たくさんエラーを起こすってどういうこと?!と思われると思いますが、それだけたくさんプログラミングしてエラーに慣れていこうというものです。
たくさんプログラミングしてれば、その分だけエラーはおきます。
一度解決したエラーは、もうどのように対処したら良いかわかっていますから、次からは怖くなくなります。
経験をたくさん積むことで、こうしたらエラーになるということが事前に分かっていますから、システムで起こりえるであろうバグを事前に察知して、そこは解消しておくことができます。
だから、エラーを起こすことは悪いことではないのです。
経験だと思って、たくさんエラーは起こしていきましょう!
エラーはどのように対処する?!
エラーに一番有効なのはデバッグです。
デバッグとは、プログラミング開発の統合開発環境などに付属しているツールのことです。
これだと良くわからないと思うので、詳しく説明すると、プログラミングは基本的にコードの上から順番に実行されますよね。
この流れをたどって、1行ずつどのように処理をしているか、正しく処理を行っているかをデバッグによって見ることができます。
これを使うと使わないでは、エラー解決の速さが格段に違ってくるので、利用できるなら使うようにしましょう。
また、言語の仕様やシステムの公式の文書などは見るようにしましょう。
エラーを起こしても、文書で確認するのは嫌だなぁと思うかもしれませんが、文書は読み込んでおくと、バグを作る可能性を下げることができます。
あとは、心構えなのですが、エラーはみんな起こしていると思うことです。
どんなにベテランのエンジニアでもエラーは起こします。
なので、プログラミング初心者がエラーを起こさないわけがないのです。
これは、エラーを起こして辛い時に思い出すようにしましょう。
あと、エラーは起こすとメッセージが出てくると思うのですが、これを読まずにスルーするのは、あまり思わしくありません。
どのようなことが原因でエラーが起こっているかのキーになるので、必ずエラー文は確認しましょう。
英語でわからないときは、ネット翻訳を使って日本語化しましょう。
エラーが出ると人にすぐに聞きたくなると思うのですが、最初のうちはネットで調べながら、自分で解決できるところは自分で解決できるようにしましょう。
そうしていくことで、自分で解決していく力がついていきます。
人に聞いても、次から同じエラーが起きたときに、そのエラーは解決できるかもしれませんが、別のエラーが起きたときに対処できません。
初めのうちは時間がかかっても良いので、なるべく自分で解決しましょう。
しかし、どうしても解決できないときってありますよね。
自分で頑張って調べてみたけどどうしても解決できない…。
そういう時はネットのQ&Aサイトを利用しましょう。
悩んでいる部分を質問して、答えてくれるサイトがあります。
一つだけ紹介しておきます。
→テラテイル
ここで、注意ポイントです。
早く解決したいからといって、適当に質問しないようにしましょう。
答えてくれるのは人です。
質問している立場なのに、横柄な態度だったら答えたくなくなりますよね。
当然、必ず答えてくれるというわけではありません。
なので、答えたくなるような文章にしましょう。
簡潔にし、できれば箇条書きで書きましょう。
丁寧な文章を心掛け、質問に答えてもらったら感謝の文章をしっかり送りましょう。
まとめ
エラーはプログラミングにはつきものだということを忘れないようにしましょう。
エラーを起こせばそれは経験になります。
また、エラーはできれば自分で解決し、解決力を付けましょう。
どうしても解決できないときはQ&Aサイトを利用しましょう。
皆さんがたくさんエラーに触れて解決し、凄腕エンジニアになるよう期待しています。