プログラミングを学んでできることとは?!
まず、プログラミングとはそもそも何なのでしょうか?
プログラミングとはコンピューターへ指示を書くことです。
プログラムの流れを書くとこんな感じです。
①コンピュータに指示を出すためのプログラムを作る
②作成されたプログラムをコンピュータが読み込む
③プログラムに記載された指示をコンピュータが実行
コンピュータは作成されたプログラムをもとに指示された結果を表示します。
なので、プログラミングする側は、どのように実行されてほしいかを想定してプログラムを組む必要があります。
プログラミングを学ぶメリットはどのようなものがあるでしょうか?
プログラミングを学んだからといって、これから挙げるすべてが叶うというわけではありませんが、具体的に挙げるとすると以下のようなものです。
・収入を上げられる
・システムやアプリを作れる
・自由に働けるようになる
収入を確実に上げらえる保証はないのですが、プログラミングをしっかり学び職種を変えたり、同じ職種でも転職して収入を上げることは可能です。
プログラミングを学ぶと、今まで頭の中だけで想像していたものを現実のものとして作りだすことができます。
プログラミングを学ぶと会社員としてだけでなく、フリーランスとして働いたり、在宅で働くことなんかも可能になったりします。
プログラミングの最大のメリットは自動化にあります。
今まで人がしていたようなちょっと面倒な作業もコンピュータに自動で行わせることが可能になります。
また、人はミスをしますが、コンピュータにしっかりとした指示をプログラムしてあげればミスをしなくてすみます。
プログラミング学習の目的を決めよう!
プログラミングを習得して、どのようなことを実現したかを決めておくことが大事になります。
目的が明確化されていないと、なんのために学習しているのかわからなくなり、途中でやめてしまう原因になります。
プログラミング初心者だと、どんなものが作れたり、どんなこと将来を考えらるようになるかわからないところがあると思います。
なので、できればプログラミング経験者の人に聞いてみて、それから目的を決めるのが良いでしょう。
今はSNSなどもありますし、そこで簡単に質問したり出来るので、実際に質問して目標を設定していきましょう。
プログラミング習得までの学習時間とは?!
プログラミングは簡単に習得できるものではありません。
ある企業のインストラクターに取ったアンケートによると、エンジニアになるまでにかかった時間は平均2400時間という結果が出ています。
これは、1日に4時間24分勉強して17か月かかるということになります。
そもそも、仕事の片手間に1日に4時間半も勉強するのが大変ですし、それを行えたとしても1年を優に超える時間が必要ということになります。
これは目的が明確化されていないととても学習するのが大変だと思いますので、しっかりと目標を定めて、それから学習するようにしましょう。
プログラミング学習の準備をしよう!
プログラミングしたくても何をやったら良いかわからないという方も多いと思います。
プログラミング学習を始める上で必要なものは以下です。
・ネット環境
・開発環境
・パソコン
ネット環境とパソコンはすでにそろっている人も多いと思います。
問題は開発環境ですよね。
開発環境は使用する言語やどんなものを作りたいかによっても変わってくるので、事前にそれらをはっきりさせた上で構築していきましょう。
開発環境の整え方をすべて挙げていくときりがないので、ここでは挙げませんが、SNSを利用して経験者に聞いてみたり、ネット上でもたくさん情報が転がっているので、それらを参考にしていきましょう。
作りたいものや目的からプログラミング言語を選ぼう!
プログラミング学習を始めるには、プログラミング言語を選ぶ必要があります。
プログラミング言語とは、コンピュータに指示を出すための言葉で、目的に応じて必要な言語が違います。
初めてプログラミングする場合は、できるだけ易しい言語から入ると理解しやすいです。
また、作りたいものによっても必要な言語は違ってくるので、事前に調査しておきましょう。
Webサービス開発したいという人が多いと思うので言語を紹介しておきます。
・PHP
・Ruby
・Javascript
PHPは易しめの言語ですし、Web系の開発をする人であれば必ず習得しておきたい言語なので、これはできるようにしたところです。
Javascriptは特に初心者の人からしたらとっつきやすいので、Javascriptを学んでからPHPをやると良いと思います。
プログラミングの効率的な学習方法を知ろう!
そもそもプログラミングの学習には時間がかかります。
やみくもに勉強していてはさらに時間がかかってしまいます。
プログラミングでは暗記はしなくて大丈夫です。
勉強というと暗記のイメージがあると思いますが、プログラミングでは別です。
プログラミングはテストではないので、調べながらやることは普通です。
言語によって構文が違うので、自分の使っている言語に合わせて調べていけば大丈夫です。
大事なのは暗記ではなく理解です。
理解していないと、それをどこでどう使うべきなのかがわからなくなってしまいます。
プログラミングはとても地道な作業です。
エラーが出るたびに立ち止まり、解決策を試行錯誤します。
基本的にはこれの繰り返しです。
解決できる場合もあれば、解決できない場合もあります。
どうしてもわからない場合は質問サイトやプログラミング経験者に確認する必要があります。
学習内容をアウトプットしよう!
プログラミングではアウトプットが基本です。
少し学習したら、どんどんコードを書いていきましょう。
アウトプットしながら試行錯誤した方が、暗記するより数段早く理解できると思います。
実際に仕事でも、コードをどんどん書いていくわけですから、それに近い形で実践していってほしいと思います。
プログラミングでサンプルサービスを作ろう!
プログラミングの上達にはとにかく手を動かすことです。
でも、ただ手を動かすだけではモチベーションが下がってしまいます。
なので、簡単なもので良いので、サンプルサービスを作ってみましょう。
何か作れた方が達成感もありますし、また作りたいというモチベーションアップにもつながってくるでしょう。
ただ、サンプルはどこにあるの?と思うと思います。
大体、書籍を買えばサンプルコードなどがついているものが多いので、それをもとにして作ってみると良いと思います。
そのサンプル以外にも、自分で考えた独自のものに修正してみるのも学習を早めるポイントの一つですね。
また、ネットにもサンプルコードはたくさん転がっているので、調べてみると良いと思います。
何事も真似事から入るといいますしね。
オリジナルサービスを開発しよう!
独自のものを作れるようになれれば、十分プログラミングを習得できているといえると思います。
サンプルコードに修正を加えたりして、どんどんとそれを繰り返していけば、自然と独自のサービスを作れるようになってきます。
ここまでできれば、完全に現場で使える技術を身に付けられたといっても良いでしょう。
皆さんが独自サービスを作れるようになり、自分に合った働き方ができるようになるように祈っております。