新卒未経験がプログラマーとして就職するには?!
結論を言ってしまうと、新卒でプログラミング未経験であっても、プログラマーとして採用されることは可能です。
むしろ、こういう記事を見ているほどですから、未経験だけどもプログラマーになりたいという熱心な思いを持っている人が多いと思います。
新卒のうちは気持ちがかなり評価されます。
仮にプログラミング経験があっても、面接時にプログラマーになりたいという気持ちが面接官に伝わらなければ、受からないと思います。
プログラマーになりたいという気持ちがあれば、どこの企業でも受かるというわけではありませんが、それくらい気持ちは大切です。
実際、自分もプログラマーとして、新卒で就職しました。
ただ、自分は情報系の学科でプログラミングを少しやっていたので、それが評価された部分もあったと思います。
自分は入社してすぐに、ITの専門学校で3か月の研修を受けさせてもらいました。
そこには60人ほどの新卒研修生がいましたが、半分くらいはプログラミング未経験でしたね。
たくさんの研修生といろいろと話をさせてもらったんですが、文系の人もかなりいて、情報系という人はあまりいない印象でした。
なので、文系でプログラミング未経験だからといって、プログラマーとしての就職が無理なんてことはないので、早々に諦める必要はありませんよ。
新卒の頃の石野の就活はどんな感じだった?
自分が新卒カードを持って就活していた時は、特にプログラマーとして就職したいという思いはありませんでした。
入社した企業も商社でしたし、そこで営業でもやろうかなと当時は思っていました。
ただ、実際に話を聞くとSEとして採用したいということでした。
自分はまったくその気がなかったのですが、断ったら内定を取り消されるのではないかと思い、了承しました。
自分は情報系の学科を出ていたので、とりあえずIT企業を何社か受けました。
とりあえずというのは、本気でIT企業を目指されている人の申し訳ないのですが、最初のうちは地元の企業に入社できればと考えていたので、地元にあったIT企業は受けてみた、という感じでした。
正直にいうと、いろいろなタイプの企業を受けましたね。
IT系、商社、ガス会社なんかも受けました。
ガス会社は地元では有名な企業だったので、そこが第一志望でしたね。
そこは第4次か5次面接まであって、最終面接までいったのですが、落ちてしまいましたね。
自分は面接のときはハキハキと話せる方だったのですが、第一志望の最終面接ということもあって、かなり萎縮してしまいました。
それが悪かったのかはわかりませんが、残念な結果となってしまいましたね。
ただ、今思うと落ちてよかったと思っています。
そこに入社していたらプログラミングに関わることはなかったと思いますしね。
結局、10社ほど受けて3社に内定をいただきました。
入社したのは商社でしたが、プログラマーとして採用されて経験を積めたので良かったと思っています。
新卒プログラマー志望が受ける選考の内容とは?!
プログラマー志望の人は大体、適性試験を受けることになると思います。
この内容が気になる人は多いと思います。
自分もプログラマーの職種を受けるときは毎回この適性試験がありました。
内容は規則性を探すというものが多かったですね。
例えば、「1 3 5 7 □」だったら□には9が入りますよね。
これはかなり簡単な例ですが、こんな感じの問題が出ました。
あとは数学の問題も多かったですね。
数学の問題といっても高校数学のようなものが出ることはなかったです。
中学数学がわかればある程度解ける問題でした。
なので、面接がすごく良くても、あまりにも適性テストがボロボロだと受からないと思うので、対策はしておいた方が良いと思います。
適性テスト対策で次のようなサイトが結構いいかなと思いました。
→適性テスト対策
もし、あまりできないようでしたら、ネットなり書籍なりで勉強してみるといいと思います。
最初はあまりできなくても心配いりません。
規則性も数学もある程度傾向は決まっているので、ちゃんと勉強して頑張ればできるようになりますよ。
本当に苦手という人は、毎日少しずつでもやりましょう。
新卒プログラマーはひたすら学習あるのみ?!
新卒のうちはわからないことだらけだと思います。
自分も最初は全然プログラミングができなくて、毎回先輩に聞いていましたね。
なので、中々仕事が進まなかったりするんですよね。
これはどうしてもしょうがない部分があるかもしれませんが、あまりできないと先輩にもあきあきされてしまいますので、家でも少しずつ勉強していました。
1年くらいかかってしまいましたが、社内全体で使っているシステムのプログラミングを一人でできるようになりました。
ただ、一人でできるようになったからといって楽になるわけではありません。
8時間以上誰とも話さずに黙々とプログラミングすることもあるので、結構忍耐力が必要だったりします。
こういうのが苦手という人はプログラマーに不向きかもしれませんね。
プログラマーからステップアップしてSEやプロジェクトマネージャーになったりするとコミュニケーションが大切になってきますが、プログラマーは黙々と作業することが多いので、そこら辺は覚悟しておいた方が良いかもしれませんね。
新卒でプログラマー採用されるために準備しておくこと
先ほども言いましたが、適性テストが苦手な人はその対策もしておきましょう。
あとは、できれば何か成果物があると良いです。
面接時に自分で作ったアプリのコードや構造を資料にまとめて持っていくとかなり好印象となります。
意欲が大切と話しましたが、資料を持っていくことで意欲があるんだなとみなされます。
実際に資料を持って面接に臨む人は少ないので、かなり優位に立てると思います。
そういった成果物は受け付けないという企業もあると思いますが、あるにこしたことはないので、できるなら成果物を持っていくだけ持っていってみましょう。
就活は大変だと思いますが、時間がある人は今からしっかり準備して、もう就活をしているよという人も、就活をしながら勉強も進めてほしいと思います。
それが評価されるときがきっとくると思いますよ。
皆さんの健闘を祈っています。