プログラミングはなぜ難しいのか?!
プログラミングを始めた皆さん、またこれから始めようとする皆さん。
プログラミングにどういったイメージをお持ちでしょうか。
おそらくプログラミングが簡単といったイメージを持つ人は少ないでしょう。
プログラミングが簡単だといっている人もいますが、そういう人は本当にまれだと思います。
大半の人がプログラミングで挫折して途中リタイアしています。
私自身もプログラミングをしていますが、今まで簡単だと思ったことはありません。
問題を解決しても、すぐ次の問題が出てきて、また解決する。
本当にそれの繰り返しという感じです。
プログラミングは、やったことがない人からすると華やかなイメージを持っている人もいると思いますが、実際やったことがある人からすると、地味な作業の連続といった感じです。
では、なぜプログラミングは難しいのでしょうか。
まず、プログラミングをやったことがない人からすると、英語の羅列でまるで暗号のようだとイメージする人もいるでしょう。
私も初めてプログラミングの書籍を読んだときは、一つ一つ書いてあることが暗号のようで、それらが何を示しているのかもわかりませんでした。
ただ、プログラミングは難しいとはいっても、経験を積むと暗号のようにはみえなくなってきます。
すべての理解はできなくても、これはこういう意味だというのが分かってきます。
プログラミングは言語もたくさんありますし、言語ごとで構文も違います。
勿論、それら全部を覚える必要はないのですが、言語の多さがプログラミングを難しいと感じさせる一つの要因ではあると思います。
また、プログラミングを学習していくと、すべて理解しなければという意識が働くようになり、完璧に覚えようとしてしまいます。
これは正直、しなくて良いことだと思います。
すべて理解しようとすると、それだけで膨大な時間がかかりますし、きりがなくなってしまいます。
プログラミングで詰まったら、ネットで調べて解決していくというスタンスをとると良いと思います。
一度詰まって解決したところは、次は詰まらないと思いますし、これの繰り返しで問題解決能力を高めると良いと思います。
プログラミングで一番難しいと感じる原因はエラーにあると思います。
このエラーは初心者のうちだと、何度も向き合うことになるものです。
エラー文は英語で書かれているし、どうしたら良いかわからないという人もいると思います。
エラーはプログラミングにつきものです。
エラーが起きるとそれを解決するのが大変です。
独学だと、解決までに何時間もかかってしまったという人は少なくありません。
それだけプログラミングではエラーは脅威です。
これさえなければどれだけ楽かと思いますが、プログラミングではきっても切り離せないものです。
プログラミングを始める場合は、易しい言語を選ぶと良いです。
いきなり難しいものから始めると、挫折の原因になってしまいます。
プログラミングの学習をするときに書籍を読むだけの人がいますが、それはやめた方が良いです。
できるだけ手を動かして、エラーが起こっても対処できる問題解決力を高めることが大切です。
プログラミング学習では目的を持つことが大切です。
目的がなければ、何のために勉強しているのかわからなくなります。
何のために自分はこんな苦痛を味わっているんだという思いになり、挫折の原因になります。
先ほども話した通り、プログラミング言語はたくさんあります。
その膨大な量のプログラミング言語から、何を選ぶかは難しいところだと思います。
ただ、目的が定まっていれば、目的に合ったプログラミング言語を選べば良いので、そこまで取り組むプログラミング言語に迷うことはなくなります。
例えば、Web開発をしたいならPHPを選ぶなど、自分で目的を決めて、それにあったプログラミング言語は何なのかをネットで調べてみると良いと思います。
結局のところ、プログラミングがなぜ難しいのかというと、言語が多彩である、エラーの解決が大変、目的を持たないとプログラミングが苦痛になってきて、苦手意識ができてしまうというところにあると思います。
プログラミングが難しいと感じる人は多いと思いますが、目的を明確化し、エラーが起きたときは、まず自分で解決してみて問題解決能力を高めるとよいでしょう。
どうしても問題解決できないときは、ネットで質問したりもできます。
皆さんがプログラミング学習に挫折せずに、楽しくプログラミングできるように応援したいと思います。