データ分析エンジニアに数学の知識は必要なの?!
データ分析エンジニアは難しい数式などを扱っていそうなイメージがありますが、決してそうではありません。
数学の知識は高校で勉強したものにプラスアルファという感じで大丈夫です。
なので、文系の人であっても、決してなるのが不可能というわけではありません。
もちろん、数学の勉強はしてもらわないといけませんが、大学でバリバリ扱う数学を必要としているわけではないので、勉強すればなんとかなるというレベルですよ。
データ分析エンジニアには具体的にどんな数学の知識が必要になるの?!
挙げるとすれば、3つになります。
一つ目は、統計学の知識。
これは皆さん納得がいくと思います。
データ分析エンジニアですから、データから情報を読み取らなくてはいけません。
これには、確率や統計の知識が必要になってきますね。
自分が高校生のときは確率の単元は教科書に載っていましたが、統計の方は載っていませんでした。
今は何と中学生の教科書にデータ分析の項目があるんです。
これは現役の中学生や高校生は当たり前に知っていることだと思いますが、自分たちがそういった時期にはデータ分析は当たり前ではありませんでした。
やっぱり、データ分析が今後必要になると考えて、中学高校でも学習すべきと考えられるようになったんですね。
二つ目は微分積分ですね。
これを聞いてゲッと思われた方もいるかもしれませんね。
特に文系の方だと微分積分は全然勉強しなかったという人もいるかもしれませんね。
でもそこまで心配する必要はないと思います。
本当に簡単な微分積分の知識があれば大丈夫です。
特に必要なのは微分の方ですかね。
微分に詳しくない方だとよくわからないかもしれませんが、微分をすることで最小値や最大値を求めることができます。
最小値や最大値を求めることができると、最適化手法というものを扱うことができます。
なんか難しそうな言葉がでてきたと思われた人もいるかもしれませんが、微分ができるようになるとそこまで難しいと感じなくなると思います。
最適化問題とは、「与えられた制約条件の下で、ある目的関数を最大または最小にする解を求めること」をいいます。
最大最小を求めることができれは、利益を最大にして、リスクを最小にするなどを考えることができますよね。
なので、簡単な微分で良いので、よくわからない人は教科書から復習してみるのも良いかもしれませんね。
三つ目は線形代数です。
これは文系の人の中では聞いたこともないという人もいるかもしれませんね。
代表的なものを挙げると行列の計算です。
たくさんの数値情報を計算するのに必要だったりします。
データには数値情報が多いですから、それを計算するのに線形代数は必要だったりします。
これらの3つの項目が必要と聞かされて、大変そうと思ったと思います。
ただ、データ分析エンジニアは常に勉強しなければいけませんから、この3つは必要最低限の知識になってしまいますね。
勉強するのが嫌い!という人には向いていないのかなと思います。
文系の人でも、学習意欲が高ければ、習得できる3つなのでチャレンジしてみてください。
データ分析エンジニアになるためには数学の知識は必須なの?!のまとめ
難しい大学レベルの数学の知識は必要ないというお話をさせてもらいました。
高校数学にプラスアルファという感じでOKです。
必要になる数学の3つの項目を挙げましたね。
・統計学
・微分積分
・線形代数
これらの3つを文系の人が理解するのは、まったくの一からになってしまうので大変かと思いますが、学習意欲次第では十分習得可能というお話でした。
逆に理系の人でも、学習し続ける意欲がなければ、データ分析エンジニアには不向きといえるでしょう。
今回は、データ分析に必要な数学ということでお話させていただきましたが、学習するべき項目は他にもあるということを別の記事で話しました。
なので、新しい情報を常にインプットしようという気持ちがなければデータ分析エンジニアになるのは厳しいでしょう。
今までの経歴は関係ないといっては言い過ぎになるかもしれませんが、学習意欲次第で十分トライできる職種だと思います。
本気でなりたいんだ!と思っている人はぜひトライしてみてください。
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